スタッフブログ,補聴器について

 研ぎ澄まされたリアルな音の体験を届けたい

風きり音や突発的な大きな音など、不快な音に補聴器ユーザーは日常的にさらされています。
そして、これからの音は、従来、不要な音として扱われ抑制されるとともに、
会話をはじめとする、意味のある音までも同時に抑制されてきたのです。
オーティコン独自のブレインヒアリングテクノロジーは、これからの課題を解決するため
快適さを維持しながら音声へのアクセスを可能にしました。
脳の自然な働きをサポートし、聞きたい音にさらに集中できるようにするために誕生した
次世代プレミアムシリーズ「オーティコン リアル」。そこには、現実世界の音をリアルにお届けしたいという思いが込められています。

 

 

 

 

信号処理をさらなるレベルへ

●風切り音/擦れ音スタビライザー

風の強い環境でも言葉の聞き取りを向上させる
変えによって補聴器からの音が乱れることがあります。
また手や髪の毛、メガネやマスクが補聴器のマイクに触れると、擦れによるノイズが発生します。
これらリアルな生活音を低減しながらクリアな音声を維持し、スムーズで快適な会話をサポートします。

●突発音スタビライザー

ドアが閉まる際の大きな音からキーボードの打音まで、毎日50万以上の大小さまざまな突発音に瞬時に反応してバランスをはかります。
突発的な音のある状況でも聞く努力を22%軽減させ、言葉の明瞭性を向上させ会話を守ります。

 

人は耳ではなく脳で音を聞いている 

オーティコン社は20年以上前から「人は耳ではなく脳で音を聞いていること」に注目し、脳とオージオロジー(聴覚学)分野における様々な研究と通じて、脳から聞こえを考えるテクノロジー開発に取り組んできました。
この中で生まれた、さまざまな知見や技術を総称して「ブレインヒアリング・テクノロジー」と呼んでいます。
この「ブレインヒアリング」というアプローチこそが、オーティコン補聴器のコンセプトであり、製品開発の原点です。