(スタッフブログ)
以前に娘さんとお母さんの2人で補聴器の相談に来てくれたお客様がいます。
お母さんの耳が遠くなり耳鼻咽喉科を受診、補聴器をすすめられたそうです。
娘さんは話しかけても返事が返ってこない、テレビの音が大きいと困っています。
でも、ご本人は
・娘さんの声が小さいから聞こえない
・テレビの音は少ししか大きくしていない
・補聴器なんて面倒で使いたくない
・友達が持っているけど雑音が入ると使っていない
などなど、補聴器はしたくないと考えています。
こういうケースは結構多いのです……
配偶者やお子さん、お友達が困っているけれど、補聴器はしたくないのです。
この方は充電式の耳掛けタイプで初心者用の音を作りお試しをしていただきました。
想像していたような雑音は聞こえず、私の話がクッキリする感じになったと言ってくれました。
ご自宅で試すために貸出を行い、最終的に補聴器を使っていただくことになりました。
1年が経過した頃、すっかり補聴器の取り扱いにも慣れ、適切な音量になった補聴器の点検日
今は一日平均の使用時間が10時間を超えています。
・テレビの音量が下がった、補聴器使用前の音量にするとうるさくてびっくりした。
・充電式だと電池交換も必要ないので思っていたより楽だった。
・家族や友人との会話で、聞き返しが減った。
と言ってくれました。
今では補聴器を手放せない、補聴器を外すと膜が張ったような感覚になるそうです。
補聴器はご家族や友人とつながるための道具です。
「補聴器は周りの人のために付けるもの」と考えていただきたいです。
補聴器を始めることは「聞こえにくい」が普通になってしまった
耳と脳をもう一度「聞こえる」環境に慣らすリハビリです。
聞こえは本人も気が付かない内にゆっくりと下がっていきます。
聞こえを取り戻す際も時間がかかります。
補聴器を入れるとすぐに聞こえるようになるという機器ではありません。
補聴器の聞こえ方や自分の耳に効果があるか、ご興味がある方はご相談をおまちしております。

