補聴器を使わない理由

補聴器を使わない理由

お店で補聴器の相談を受けていると意外と多いのが『補聴器は持っているけど、使っていない』というお話です。
会話が出来ずに困っているご家族が補聴器を持って来店し「何十万も出して補聴器を買ったのに使ってくれない、どうしたら良いだろうか?」と相談を受けることもありますが、ご本人がいないと対策がとれません。

補聴器を使わない理由は下記に挙げた3つが多いと思います。

  1. ① 補聴器を使うと雑音がうるさい、自分の声が大きい
  2. ② 補聴器を使っても良く聞こえない
  3. ③ 必要な時だけ使うつもり、普段は必要ない

補聴器は聞こえのリハビリです

ここで大切なのは補聴器を使ってもすぐに満足な聞こえにならないということです。難聴は何年も掛けて少しずつ進むため、今、小さく聞こえる音量がその方にとっての普通になってしまっています。補聴器は聞こえのリハビリです。“聞こえにくい”を放置していた時間が長くなる程もう一度聞こえることに慣れるには時間が掛かります。
低下してしまった聞こえを、若い頃の何でも聞こえた状態には戻せません。残っている聴力を補って日常での不自由を減らすのが補聴器の目的です。
人の話を聞くのが一番大切だと思いますが、体温計の音や換気扇の音、車が近づいてくる音など生活音も含めて様々な音が“聞こえる”状態にして周囲の音を感じることが大切です。

① 補聴器を使うと雑音がうるさい、自分の声が大きい

補聴器を使うと雑音がうるさい、自分の声が大きい

補聴器の音が大きい、もしくは音量は適正でも音が聞こえることにまだ慣れていないのかもしれません。再調整で一度音量を下げ、小さな音から補聴器に再挑戦してみませんか?
雑音がうるさいと言う方、換気扇の音や食器が当たる音、水の音などが大きく感じていませんか?今まで聞こえなかった音が聞こえる様になるとそれを雑音だと感じてしまっている可能性があります。
自分の声についても、聴力が低下すると周りの音が小さくなるのと同様に、自分の声も小さく聞こえるのが普通なってしまいます。今まで小さかった自分の声が聞こえる様になると「自分の声が大きい」と感じてしまいます。
小さな音から時間を掛けて少しずつ上げていくことで解決できるかもしれません。

② 補聴器を使っても良く聞こえない

補聴器を使っても良く聞こえない

『良く聞こえない』の原因としては補聴器の音量が足りていない場合もありますし、聴力や言葉の聞き取りが大きく下がっていると補聴器を使っても難しい環境もあります。
例えば、お部屋でご家族とのお話は聞こえるが、複数の人が集まっての会話が難しいというのは当然です。普段、補聴器を使っていないのに、親戚が集まったからと急に補聴器を使っても、皆の声が急に大きくなって話が分からないというケースもあります。
補聴器で全てが聞こえる様になる訳ではありませんが、まずは1対1での会話から再挑戦し、時間を掛けて聞こえる環境を広げていきましょう。

③ 必要な時だけ使うつもり、普段は必要ない

補聴器を使わなくても自分では聞こえていると感じている人からよく聞きます。補聴器を使わなくても聞こえているなら良いのですが、中度難聴以上の聴力の方は上記のような使い方はお勧めできません。
ここで言っている必要な時というのは例えば会議のような難しい環境下で話が良く聞こえない時でしょう。普段、補聴器を使い慣れていない人が音の多い難しい環境で急に補聴器を使っても、様々な音は大きくなりますが、話の内容が分かりません。日常生活の中で上手に補聴器を使えるようになってから難しい環境でも補聴器を使えるように日頃の練習と慣れが大切です。
最初は短時間で構いませんから毎日使っていただき、慣れるに従って徐々に使用時間を延ばして欲しいのです。補聴器に慣れた方だと一日平均で12時間以上、お風呂と寝る時以外はずっと使っているというお客様もいらっしゃいます。

上に挙げた3つの理由の他にも『補聴器は高額だから勿体なくて使っていない』とか『使うと聞こえるけれど面倒くさい』といった理由で使わない方もいますが、高額な補聴器を購入したのに使っていない方が勿体ないと思いますし、面倒かもしれませんが、使うと聞こえるのであれば周りの人のために手間を惜しまず使って欲しいものです。

補聴器の再挑戦、ご相談ください

再挑戦に際しては今の聴力を確認し、補聴器の音が適切なのか確認するところから始まります。補聴器の音が足りない場合は調整が合っていない、機械のコンディションが低下している、故障の可能性など様々な要因が考えられます。補聴器の専門家に相談しましょう。

補聴器の再挑戦、ご相談ください

最近は新聞やテレビでも難聴についての扱いが増えて、『認知症』『鬱』につながる可能性が指摘されています。それを見たご家族が不安を感じて相談に来店する事例が増えています。ご家族がいくら心配しても補聴器を使うのはご本人です。
補聴器を使えてないご本人が再挑戦したいと考えているなら試してみるべきです。是非、当店にご相談ください。

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