紛失や故障の具体例をご紹介します

補聴器を納品する際に基本的な注意事項はご説明するのですが、それでもお客様からこんなトラブルがあったと様々なお話を伺います。
よくあることから珍しいものまで紛失や故障の事例をまとめてみました。

紛失は外した時に起こりやすい

補聴器の紛失は皆さんが心配しているほど多くはありませんが、それでも稀に起こりうるトラブルです。正しく装用していれば補聴器を使用中に落ちて無くしてしまったというケースはほとんどありません。紛失するのは外した後です。

補聴器をティッシュに包むのは紛失のもとです。お友達と温泉に行った時、息子さんのお宅へ遊びに行った時、外した補聴器を近くにあったティッシュで包む方がいます。うっかりそのまま置き忘れてしまうと、丸められたティッシュは広げて中を確認されることなく、まさか補聴器が入っているとは思わずに捨てられてしまいます。

他にも、地下鉄(とてもうるさいですよね)で補聴器を外した時に裸でポケットに入れてしまうと「入れたはずなのに入っていない!」という場合もあれば、そのまま洗濯をしてしまい、音が出なくなったというお話も聞きます。
いずれの場合も持ち運び用のケースを1つ持ち歩き、外した時はケースに入れる習慣をつけることで防ぐことができます。

意外と多い水に関するトラブル

補聴器のトラブルで多いのが水や湿気によるものです。最近の機種は防水・防塵機能があるものも増えていますが、それでも完全防水ではありません。補聴器は精密機械ですので湿気や埃などが多い環境はあまり得意ではありません。

暑い時期に注意していただきたいのが汗です。外でのお仕事で補聴器を使っている方や、ゴルフなど屋外のスポーツで使う方で汗が多い方はしっかり乾燥を行ってください。濡れたままにしておくと音が弱くなったり、篭った音で聞こえたりする原因のひとつです。

 

寒い時の結露もトラブルの原因になります。北海道ではお馴染みの冬になると窓に水滴が付くあの『結露』です。外気温が低い時に暖かい部屋と寒い外を出入りすると、補聴器内部で空気中の水蒸気が水分に変わり、水に近づけていないのに上記の汗と同じ症状がでることがあります。保管する際には電池蓋を開けて、乾燥剤の入ったケースに収納しましょう。電気式の補聴器用乾燥機を使用するのも有効な手段です。

補聴器に慣れたころにやってしまうのが、付けたままお風呂に入ってしまいびっくりしたというものです。シャンプーをしている最中に「あ!」と気がつく方もいます。ただの水ではなく、洗剤や温泉の成分が含まれるとマイクが詰まる原因になります。
洗顔の際に耳の周りを拭いていたら洗面台に「ポチャリ」と落としてしまった……なんてお話も聞きました。

補聴器を……食べる……?

流石に食べる訳がないと思われるかもしれません。ところがご室内で飼われているペットが食べてしまう事例は結構多いのです。ペットからすると別に悪戯しようとした訳ではなく、補聴器に付いている飼い主の匂いにじゃれているうちに「ガリッ」と齧ってしまうのです。噛んだ位ならまだしも電池が入ったまま飲み込んでしまった場合は動物病院で診察を受けることをお勧めいたします。

一度だけ小型の耳穴型補聴器をピーナッツと間違えてご本人が食べてしまったと修理に持ち込まれたことがありました。
テーブルの上などに直に置くことが無いように習慣づけが大切です。
いずれの場合も、ヒビが入った程度であれば修理ができます。ご相談ください。

音が全然聞こえない!

補聴器のトラブルで多い、『音が聞えない!』ですがこれにも様々な原因があります。

結構あるのが、電池のトラブルでしょうか。聞こえない!と来店し、お店で確認すると電池が空だった……なんてことがあります。これは実際に電池が入っていないこともあれば、電池残量を測ると空っぽなので、電池交換の際に使い終わった電池をもう一度入れている可能性が考えられる場合もあります。

他には、補聴器の汚れで音が出ないケースもよくあります。音の出る穴を耳垢等の汚れで埋めてしまう事例が多いのですが、時々ヘアワックスやヘアスプレー、軟膏などでマイクを塞いでしまい、音を捕まえることが出来なくなっているケースもあります。

補聴器を確認しても問題なく、音もしっかり出ている場合もありました。この時はお客様の外耳道を覗くと耳垢と思われる黒い塊で塞がって自分では取れない段階でした。病院で医師による耳垢除去を行うことで再び聞こえるようになりました。

補聴器以外が原因の例

テレビに繋げて使う補聴器に音声を跳ばす機器を使っている方が急に繋がらなくなったと言うのですが、原因はお孫さんが遊びに来た際にゲーム機を繋ぐために配線を外してしまっていました。

耳穴型をオーダーで作った方は、体型の大きく変わると補聴器と耳穴の形が合わなくなってしまい、ピーピーとハウリング音がするようになってしまうことがあります。
痩せると耳の穴は大きくなり、音漏れがしやすくなります。太ると耳の穴が小さくなり、奥までしっかりと入らなくなります。

急に言葉が不明瞭になった、水の中で聞いているような感じがすると来店した方は、補聴器を外しても聞こえ方が変だと言います。測定してみると聴力に大きな変化があり病院の診察を受けると耳に水がたまっており、治療が必要でした。

病院で補聴器をしたまま検査を受けた際に「バチンッ」と鳴ってから音が出ないという訴えもあります。MRI検査では強い磁場の影響で内部の部品が破損する可能性があります。レントゲンやCT検査の際も補聴器は外すようにしてください。

補聴器の調子が悪いと感じたら

補聴器の調子が悪いと感じたら、お店のスタッフにご相談ください。お店で解決できる場合もありますし、修理に出すことで直る場合もあります。

来店の前に

  • 電池の交換・お掃除とフィルター交換。
  • いつごろ、どの様に調子が悪くなったのか。
  • 周辺機器がある場合はその配線と電源が繋がっているか。

ご確認してからご来店いただけると、問題点を早く見つけることができます。ご協力をお願いいたします。

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